小さな花のやさしい香り

今日は朝から冷え込み、季節がひとつ進んだことを感じる午後
そんな中でも、園内の片隅で金木犀がまだ小さな花をつけていました。
淡い香りが風に溶け、秋の名残りを静かに告げています。咲き始めたのもつかの間、もう終わりの頃でしょうか。
ほんの短い命の中で、見る人の心に温かさを残してくれる花。
私事ですが、先日都内に住む娘が「都内では金木犀の香りがしない。子供頃は金木犀の香りが好きだったのに」と
少し寂しそうでした。
自然に囲まれ四季を感じることの大切さを改めて感じました。

間もなく終わりを迎える金木犀
散りゆく姿にもどこか穏やかさがあって、この季節ならではの美しさを感じます。
移り行く自然の姿に、今日も心が静かに癒されました。